はんぺんを横に切って、少量のみりんでたたいた梅干しと大葉を挟んで衣をつけ、カツにしています。 ちょっと前までは鶏のささ身で同じように作っていましたが、このごろははんぺんの方が多いです。
似たようなものでかにかまのカツです。 これもちょっと前は魚肉ソーセージの方が多かったですね。
もう一品。 これは鶏の照焼きと鮭の西京漬けです。
PLAYS TFERINIOUS MONK(八木正生)
前回に引き続き、セロニアスモンクのトリビュートアルバム、全曲がモンクの曲です。
八木正夫さんは、日本のジャズ創世記のピアニストで「あしたのジョー」の主題歌の作曲家であり、その後ピアニストとしても映画音楽家としても活躍されました。 特に東映のやくざ映画が多かった。
それぐらいのぼんやりした知識はありましたけど、正直ジャズピアニストとしての演奏は、あまり聴いたことがありませんでした。
先々月だったと思います。 レコード屋さんでゆっくりぶらぶらして、日本のジャズのコーナーでこのアルバムを見つけて購入しました。 アルバムジャケットの「YAGI」ではピンとこなかったんですけど、参加アーチストに「渡辺貞夫」の名前が。 で、ああ、あの八木さんねと気づいた次第です。
どんなアルバムかと申しますと、まず曲は全部モンクの当たり曲だからはずれがない。 1960年の録音と書いてありますから、モンクもバリバリの現役時代ですね。 八木さんのソフトな音も聴き心地がいい。 そしてアルバム参加者の日本人もみな若い。 ナベサダは27歳ですか?、いい演奏だと思います。
日本のジャズって言うんですか、どこか生真面目で几帳面、主張よりも和、和の国ですから(笑)。 冷やかしや悪い意味ではないですよ。 西海岸のジャズもあれば、ヨーロッパのジャズもあり、日本人のジャズもある。 ある意味白人が演るジャズも一緒ですよね。 そういうテイストっていうか、香りっていうか、趣っていうか、そういうのが色々あって、色々あるからまたいいんです(笑)。