またたけのこを炊きました。母がわらびを買ってきたので、わらびは玉子とじにしました。
春ですよね~。
STAN GWTZ & BILL EVANS(スタンゲッツ/ビルエバンス)
このところ、ビルエバンスとスタンゲッツの話が続きましたのでついでに二人で演っているアルバム、エバンストリオとゲッツのワンホーンカルテットによるものです。
エバンストリオはベース:ロンカーターとリチャードデイビス、ドラム:エルビンジョーンズと最高の布陣です。まあ、エバンス、ゲッツの二人が演ればどんなアルバムになるかは、意外に簡単に想像できると思います。
ジャズを聴き始めた頃からエバンスもゲッツもまあ好きでしたし、凄いとはわかっていました。でも正直、そう好みではありませんでした。白人ジャズマンだから、とか考えたこともありません。しかしやっぱりモンクやコルトレーンの方が、大胆で泥臭く、でもカッコよくて、結果黒人ミュージシャンを好んで聴いていました。もちろん今も変わらず好きですよ。
ところが40歳を過ぎてからでしょうか、エバンスやゲッツの音がすごく沁みてくるようになったんです。同じ演奏でですよ。不思議なくらい聴こえ方が違ってきたんですね。まあ、ようやっと私の耳が普通の人のレベルに追ついてきて良かったなあ、っていうお話なんですけど(笑)。
二人の紡ぎ出す音の繊細さ、美しさ。生み出したいもののクオリティ。最近ちょっと甘めの曲ばっかりですけどぜひ聴いてみてください。