サーモン ひじき
最初の頃は、素材の味を覚えてもらう、アレルギーの反応を見る、などの理由で1つの素材を柔らかく煮るだけ、の離乳食でした。
最近はミルクの量を減らして離乳食に重点を置いてますから、いろんな食材にチャレンジしつつ、混ぜて一緒に食べれるような離乳食に変えています。
と、なればいつもの得意の乾きものの出番なのですが、家にある物は使いかけばかりですので孫に食べさせるわけにはいかない。 Yちゃん専用にと、いつもの自然食のお店で仕入れてきました。
ゴマときな粉は心配ないものの、ひじきは大丈夫か?
「離乳食 ひじき いつ」で検索したら、生後8か月ごろからとありましたのでまずはOK。
で、ざーっとひじきを検索していたら「ひじき ヒ素」と。
んっ? ヒ素・・・・? ヒ素ってあの? 和歌山カレー事件の・・・? ヒ素ぉ~⁈
ちょっと青くなっていろんな記事から厚労省や農水省のホームページまで確認いたしました。
たしかにひじきには無機ヒ素が大量に入っているそうです。
怖くなってさらに検索を進めてみた結果は、丁寧に下処理すれば毒素はかなり軽減できる。 日本人という民族の適応性もあり、欧米人はダメでも日本人なら大丈夫でしょう。 でも極端な大量摂取は控えましょうね。 みたいな感じでした。
鉄分とカルシウムが豊富なひじき。 Yちゃんも日本人であるなら今後付き合って欲しい。
それで下処理なんですけど、たっぷりの水でもどして水は捨てる。 次にたっぷりのお湯で湯でこぼしてさらに流水で洗う。 これで毒素の9割は除去できて鉄分、カルシウム等の栄養素は7割は留保できる、そうです。
で、いつもは3分の1ほど余るペットボトル2ℓの水。 今日は全て使い切りました。
今日は鮭にチャレンジしようと思ったのですが当然、いま生鮭は時期ではありません。 代替品としてお刺身用のトラウトサーモンを買ってきましたが少々不安です。
不安というのは少々脂っこいのかなあと。 大人にとっては旨味なんですけれども赤ちゃんにはどうでしょう。 消化とか。
まずはいつものように昆布と鰹節で濃い目の出汁をとって制作開始です。
一品目はひじきと絹ごし豆腐を出汁とあま麹で炊いてつぶしてとろみをつけます。 それに別鍋で茹でてフードカッターで砕いたサーモンと白ごまを混ぜて完成。
二品目はブロッコリーと玉ねぎをこれも出汁とあま麹で炊いてつぶしてとろみ。 さらにこれもフードカッターで砕いたサーモンと今度はきな粉を混ぜています。
三品目はサーモンを茹でたお湯に出汁を足して人参と玉ねぎを炊いて潰しています。
以上三品と今日は少々固めに炊いたお粥で、4,5食分です。
いやあー、ヒ素かぁ・・。 全然知りませんでした。