今週の仕事中のお話。 11時前ぐらいだったと思います。
地下鉄に向かうためビルのエスカレーターを地下に下っていると、下の広い所で初老の女性がテーブルを組んで、せっせと野菜を並べていらっしゃいました。 なにげに眺めていると、わっ!ワラビ発見!
あわててエスカレーターを駆け下り(良い子はマネしちゃいけませんよ)、「おばちゃん、どっから来たと?」と尋ねました。 「三瀬からよ。」
三瀬とは私の住む福岡市早良区西新から佐賀市へ向かって山に入り、脊振山脈の中にある三瀬村のことです(今は佐賀市に合併されています)。 息子が中学生のころは毎週土日は車で三瀬峠を越えていました。 懐かしい。 空気も良ければ水もいい所です(たぶん土も?)。
「良かとばっか持っちゃあね。 このワラビいくら?」まだ正札も貼っていなかったので聞いてみたところ「え~と150円。」と。 「はあ?安かねえ。 トンネル代出るとね?」とかバカなこと言いながら正札が貼られる前だけど買おうとしました。 でも、ふっと思いついて「タケノコ持たんと?」「今、他のもんが降ろしよるよ。」「良かタケノコね?」「良かよ~。ちょっと待っときんしゃい。」と。
あるなら待つしかない! でも待っててよかった、仕事中に20分も(笑)。 立派なタケノコの他にもうすでに下茹でされたワラビもあり、そしてなんと大好きなセリもありました。 「このセリいくら?」「130円。」「わっ!ガソリン代も出らんめえもん。」
仕事中なのでキャベツや新タマネギなどの重いものは避けたのですが、タケノコを大量に買って、他にもワラビ、セリ、菜っ葉のほか塩麹、ゆで干し大根など購入して結構な荷物になりました。
ネクタイしめたおっさんが昼の日中の仕事中に、書類と野菜をぶらさげて地下鉄に乗った、というお話です。
だってわたし自営業なんだもん(笑)。
Double axes(加藤真一・清水絵理子)
ゴールデンウィークの初日、ライブに行きました。 地元のヴォーカリストと東京から来福されたギタリストとベーシストのトリオ。 実はこのトリオのライブに行くのはすでに3回目になります。
東京からお見えのお二人はお二人とも凄くいい音で素晴らしいプレイをされます。 この日に買ったCDはベーシスト加藤真一さんのCD。 加藤さんの最新のものはこの日のメンバーではありませんでしたが、ピアニスト清水絵理子さんとのデュオのCDでした。
私もまだ清水さんのピアノを生で聴いたことはありませんが、いきなり初っ端の曲がバド・パウウェルの「Parisian Thoroughfare」。 素晴らしいテクニックです。 ほかにも「Tenderly」や「Come Sunday」などの名曲。 加藤さんのウォーキングベースもおしゃれでカッコいいです。
お二人のユーチューブもありました。 このCDのものではありませんけど貼っておきます。