根が貧しいのでしょう。なんでもご飯にかけて食えばうまい、と思っています(笑)。
今日は6時半に出勤する、ということで昨日寝る前に下ごしらえ。青椒肉絲の野菜を切って、竹輪のてんぷらのオクラをひと茹でして、玉子焼きのキクラゲをもどしておきました。
下準備をしておけば楽勝です(笑)!
“LIVE AT THE LEFT BANK″(スタンゲッツ)
ジャズの花形はやっぱりサックス。「レスターヤングやコールマンホーキンスなどのスウィングの大御所の時代の後、ビバップ以降のサックス奏者でテナーサックスの奏者を3人挙げてください。」と問われたら、圧倒的に多数の人が、ソニーロリンズ、ジョンコルトレーン、そしててこのスタンゲッツの3人を挙げるんじゃないかな、と思います。
でも、ジャズフェスやジャズスポットで、地元のセミプロのサックス奏者の演奏を聴いてみると、大体がロリンズ派かトレイン派かの2つに分かれるようです。ていうかロリンズになり切るかトレインになり切るかの選択はあってもゲッツにはなり切れないということではないのかなと思います。
確かにスタンゲッツはロリンズやトレインのように強烈な個性があるわけではないのですが、どんな曲でも、センス良くクールに、かつ、なんともないように軽やかに、簡単に演ってのける。なおかつ音がいい、すごくいい。サックスの音がとても繊細で美しいんです。
巨人3人の中でも真の天才奏者となればゲッツなんだろう、と思います。
数あるCDの中で今日これを聴いたのは、このブログの数回前に取り上げたエバンスとトニーベネットの「マイフーリッシュハート」。私の大好きな曲なんですが、スタンゲッツのこんなにいい演奏を思い出したからです。このCDもこの曲が好きで購入したものです。