お正月と言えばお年玉。 母、妻のほか成人している子供たちにもあげます。 お正月ですから。
みんなで挨拶をして、お屠蘇がすんで渡します。 年に何度もない親父の威厳を示す場ですから、渡す前にお説教です。 やれお前はいつも電気がつけっぱなしである、とかやれお前は服を脱ぎ散らかしながら家の中を歩くな、とかやれ最近お前宛の宅配がやたら多い、通販、無駄遣いのしすぎだとか・・。
「今年から改めるように!」と。
一応みんなハイハイと聞くわけですね。お年玉があるから(笑)。 それで、お年玉を渡したそばからすぐ反撃が始まるわけです。 以下家族の会話です。
「で、お父さんは何を改めるとよ?」 「自分だけ無し、はないよね。」 「分かっとうよね?言わんでも。」
「んっ? よし!仕事頑張る!」 「あたり前やん。」 「てか今まで頑張っとらんかったと?」 「お酒やろうもん? 分かっとろうが?」
「よし休肝日を作る。」 「それよ!分かっとうやん。」 「そうやろう?偉いやん。 で、何日?」
「月2。」 「だめ!」 「ありえん! 週1ね。」
「あっ! いいよ週1で。」 「飲んでいい日がよ!だけん6が休肝日。」 「頑張り!いいと思うよ。」
「無理!絶対無理! 抜く日が週1。」 「だめ! なら週3。」 「せめて週2。」
意思が弱いだの、半分アル中だの、正月から散々言われて、結果、月8日の休肝日を設けることになりました(泣)。
で、なんで休肝日が鶏ハンバーグなんよ?というお話なんですけど、お酒飲まなかったら夜が長いんでよね~!びっくりするくらい。 テレビも飽きて、台所に立って野菜刻んで肉をこねたり、こんにゃくも煮ておいたりして、ひまをつぶすんです。 翌日は焼くだけ、こんにゃくも鍋ごと温めるだけ。 すごく楽です。 この日の弁当も、ほかのおかずをちょっと足して全部詰め終わるまで30分かからなかったです。
しかも、下準備が終わってさあ明日は遅くまで寝れるぞ、とセットしていても目覚ましの前に目覚めるんですね。 飲んでないから(笑)。 目覚めもぱっちりです。 くやしいけどいいことばかりなんですね(笑)。
んっ?今「そんな言うならいっそお酒やめればいいやん。」と言ったあなた。 私あなた嫌いです!(笑)
よくバード(チャーリーパーカー)と似ている、当時は真似しているとさえまで言われたソニースティットです。 今そんなこと言う人いませんけどね(笑)。
私も似てるのならバードだけでいいか、と若い頃はあまり聴いていませんでした。同じアルトなら他にいい人いっぱいいますから、ホントにアルトはいい人が多いので、似てるなら違う方のレコードを買おうと思ってしまったのも無理なかったと思います。レコードは高かったですから。
CDに替えてから初めて買いました。 最初に買ったソニースティットのCDは以前にこのブログでも紹介致しました一枚、オスカーピーターソントリオとの共演アルバムです。 その一枚にはまってしまいました。
おしゃれで軽妙で、バードとはまた一つ違った味があって、本当に素晴らしいプレイヤー。 聴けば聴くほど味があるし、凄みがある。
このアルバムも超名盤だと思います。どちらかと言えば寄せ集めのようなメンバーなんですけどスティットが光っていて、それに引き込まれるように回りも素晴らしい演奏をしている、と思います。
ユーチューブにアルバムまるまる一枚のがありました。 36分の短いアルバム。 聴きやすいので「ジャズ入門」にも最適だと思います。