母が今朝作った栗ご飯をお弁当に使わせていただきました。
うちの家では、毎年10月9日には母が栗ご飯を炊いてくれます。
なぜ10月9日なのかは正確には分かりません。
たぶん旧暦9月9日が重陽の節句だそうで、その1月遅れということなのでしょう。
母はこれを毎年、一升炊いて近くに住む娘や孫、自分の友達におすそ分けをしています。
これがなかなかの重労働なんです。
1週間ほど前から母にスイッチが入り、自分でもち米、あずき、栗を仕入れてきます。
全部は持てないので少しずつ、自分のお小遣いを使って買ってきます。
3、4日も前から栗を水に漬け、鬼皮(外の殻)をむいてさらに渋皮(中の皮)をむく。あずきも2日ほど水で戻してゆでておきます。
今年私が手伝ったのは渋皮むきだけで、あとは全部母が一人で頑張りました。
母がもう炊けなくなったら10月9日、私が母に炊いてあげようと、3年ほど前に伝え聞いたレシピをメモしました。
今年もまだそのメモを使うことなくおいしい栗ご飯をいただくことができました。
そういう意味では、おめでたくて、有り難いご飯ですね(笑)
これが3年前のメモです。
母が思い出し思い出し、少しずつ話すのを酔っぱらった私がメモしたものです。
話す方も、書く方もあまりあてにならない。
ですから、あんまり参考になさらないでくださいね(笑)