今日のお弁当

退院(ヘルストロン)/デクスターゴードン

 

息子が出張やイベント続きで弁当がいらないとの事で1週間作ってないです。 正直こんな事初めてです。

娘は嫁いだし、母は入院中だし、女房はさすがに昼食ぐらい適当に済ますだろうし・・。 いや、自分のためだけとなったら弁当作らないですね(笑)。 私の場合は。

もちろん一人暮らしの方で、自分の分だけ弁当を作る方は沢山いらっしゃるでしょうけど、私はそこまでマメなタイプではないってことです。 褒めてもらってナンボ、おだててもらって始めて力が出る男です(笑)。

弁当ブログに弁当がないのもなんですけど、昨日の母の退院祝いの写真貼ります。 何かとお金使っちゃったので、家でつつましく手巻き寿司です。 娘夫婦もケーキを持ってかけつけてくれました。

これは最近はまっているカルパッチョです。 この日の具はホタテとサーモンとタコ。 具はなんでもOKです。 赤いつぶつぶはピンクペッパーです。

そうなんです。 昨日母が2週間ぶりに退院して参りました。 ご心配おかけした皆様ありがとうございました。 おかげさまで前にも増してめちゃめちゃ元気です。

病院食で体も締まって、ペースメーカーのおかげですか、顔の色つやもいいし、びっくりしたのは少々背筋が伸びたのでしょうか、背が高くなったような感じです。 いや、ペースメーカー恐るべしですね(笑)。

昨晩も刺身、手巻き、唐揚げ、ケーキ等々、旺盛な食欲でした(笑)。 「こりゃ100歳は固いね。」「楽勝やね!」「食いすぎだけ注意しいね。」と、いいお祝いになりました。

ただし、一つだけ可哀そうなことがあって、それはペースメーカーを入れたため母の大好きな大好きな「ヘルストロン」が使えなくなりました。 ヘルストロンとは電位治療器のことです。 商店街にあるヘルストロンショップは老人たちの社交場、サロンのようになっていて、友達もたくさん出入りしますし、ヘルストロン信奉者の母は自宅にも1台持っていて毎日使っていました。

もし間違って使ったらいけないので入院中に母の部屋から出して、居間に置くことにしました。 申し訳ないけどわたしが使うことになりました。 テレビの前で(笑)。

GO(デクスターゴードン)

「デックス」ことデクスターゴードン。 ぶっとくて、温かい音、おしゃれで時々茶目っ気もあるテナーサックスの巨人です。 そのデックスのアルバムの中でも有名な一枚です。

このアルバム、わたし昔から何度も聴いていましたが、ちょっと勘違いしていたようです。 わたしはこのアルバムはデックスの若い頃のアルバムで、当時最先端の名手ソニークラーク(p)の率いるトリオをバックに、若いデックスが武骨でも朗々と吹いているんだ、と思っていました。

ところが今は便利なもので、ブログの記事にする前にネットで少々検索してみると勘違いも甚だしい。 このアルバムはデックス39歳、ソニークラーク31歳、ブッチウォレン(b)29歳、ビリーヒギンズ(ds)26歳の時の作品、そうなんですデックスの方が一世代上なんです。 あとはみんな若手。

当時流行の最先端を走るトリオを率いているのは、一世代前のデックスの方だったんですね。 そう思って聴くとやっぱりそう聴こえます。 デックスは、時代や流行に流されず自分のサックスを吹いています。 孤高です。

私の知識はその程度です。 お恥ずかしい。 まだまだ勉強不足ですね。 でもそんなことがあるから面白いんです(笑)。

 

 

-今日のお弁当