女房が退職して給食を食べることが無くなったので、今後しばらくは家族五人前を作ることが多くなると思います(この「しばらく」って言葉、ミソです)。 どうせ作るなら多い方がいいですよね、経済的には。 別に手間が増える訳でもないし(笑)。
Standard Coltrane(ジョンコルトレーン)
久しぶりのコルトレーン。 私にとってというか、多くのジャズファンにとって、正に「神」です。
話は全く変わりますが、わたし年少のころから今も漫画が大好きで、現在はまりにはまっている漫画のひとつに「ブルージャイアント」というジャズを描いた漫画があります。 主人公宮本大の高校生時代。 世界一のジャズサックス奏者になることを夢見て、一心に純真にひたむきに走り続ける彼の物語です。 ぜひぜひ読んでみて下さい。 ハンカチをご用意されて。無い人はティッシュでも。いやホントいりますから(笑)。
その続編は「ブルージャイアント・シュープリーム」。 高校を卒業した宮本大くんが単身ドイツに乗り込んでひたすら世界の頂点を目指します。 こちらは現在継続進展中。
漫画ですから当然「音」は出ない(笑)。 でも聴いているような錯覚、そういう気分にしてくれる作者の筆力は素晴らしいです。 私の中では大くんはロリンズのようなぶっとい音でコルトレーンのようにひたむきに爆発的に吹いているように聴こえます。
その第7巻。とある小さな街のジャズフェスタが舞台です。 私がこのところ、このブログでずっと引っ張ているサムジョーンズを模した超ベテランのベーシスト、その名もサムジョーダンという名前のベーシストが登場します。 名前も風貌もそっくりです(笑)。 大くんのことを大変気に入ったサムジョーダンさんは、自分のステージのアンコールに大くんのバンド全員をよんでセッションをします。
サムジョーダンさんは演目の曲を決めて指を鳴らします。 「インビテーションをこのテンポで。 キーはE。」
わたしにとって「インビテーション」といえばコルトレーンのこのアルバムに入っている「インビテーション」。 昔から何回も聴いているこの「インビテーション」です。 よかったら聴いてみて下さい。 そしてその後もう少しお付き合いください。 コルトレーン、しっぶいですよ~(笑)。
でも漫画の中で大くんがアンコール曲として吹きまくる「インビテーション」はどうもこれじゃないようです。 漫画ではアップテンポのはずなんですね。 この漫画の作者さんとは、「大くんはコルトレーンだ」という点、共有していたつもりだったのですが、違ったかあ(笑)。
で、ユーチューブで探して見つけました。 漫画の「インビテーション」のイメージはこれのような感じがします。 スタンゲッツ! いやあ、めっちゃくちゃクール、カッコいいです!
下に貼りますね。 ベースも効いてますし多分これです。 このCDは持っていませんでしたので、早速先ほどアマゾンでポチしました。 またCD溜まるなあ(笑)。
二人の巨人の、全く違う「インビテーション」。 甲乙つけれます? 当然好き嫌いはあるでしょうが、もし「私は甲乙もつけることが出来ましたよ」という方、いらっしゃったら教えて下さい(笑)。