まずは今日のお弁当。 今週のお弁当のうち2回が4人分でした。
今週は娘一人だけが2回帰って来て、ご主人とは部署が違いますが、職場が同じビル内ということで夫婦分をことづけています。
ご主人はいつもラインで丁寧にお礼を送ってくださいます。
一方娘は「ありがとう」の「あ」がやっと聞き取れるぐらい。弁当持ってあわただしく家を飛び出して行きます。サザエさんか?(笑)
CANNONBALL'S BOSSA NOVA(キャノンボールアダレイ)
夏が終わりましたね。 なんとなくちょっとだけ寂しい。 そんなときはボサノヴァが聴きたくなります。
レゲエ、サンバは真夏の音楽。 ボサノヴァは夏の終わりの音楽。 まあ私個人的な思いこみなんですけど・・。
若い頃いつもこの時期は、マティーニ片手にボサノヴァに耳を傾け、夏の燃えるような恋の一夜を偲んでいたものです。
・・・はい!うそです! みえ張ってみました! もてた記憶はございません!(笑)。
ジャズとボサノヴァの競演と言えば、まず「ゲッツ・ジルベルト」。 テナーサックスのスタンゲッツとボサノヴァ歌手のジルベルト夫妻、ボサノヴァの創始者アントニオカルロスジョビンのアルバムです。 ジャズの世界でも名盤と言われています。 このブログでも紹介済みです。
でも私にとって夏の終わりのボサノヴァと言えば断然こちら。 アルトサックスのキャノンボールアダレイのこの一枚。 バックはこちらもボサノヴァの重鎮セルジオメンデスが率いるセクステットです。
テナーとアルトの違いはあるもののゲッツもキャノンボールもジャズサックスの偉大な巨人。 優劣などあろうはずもありません。
ただ、プロデューズの差っていうんですか、ゲッツのほうは型にはめられすぎっていうか、演奏箇所も制約されて少々窮屈な感じがします。 抵抗したんでしょうか?ゲッツにしてはかなりぶっきらぼうな演奏になっています。 諸説あるみたいですけど、私はゲッツ擁護派。
一方キャノンボールのこのアルバム。 若き日のセルジオメンデス率いるリオセクステットの演奏に乗っかって、キャノンボールは朗々と、自由に、伸びやかに、少しだけ切なくサックスを吹き上げます。 これは企画した人も想像できないぐらいのベストフィットだったろうなと思います。
何か月か前、このブログで無人島に3枚持って行くとしたら・・って記事を書いたと思います。 1枚がエヴァンスのソロ、2枚目がモンクとコルトレーンのド・ジャズ。 3枚目は後日にと書いてましたが、その3枚目がこのアルバムです。 夏の終わりがくるのを待っていました(笑)。
無人島の砂浜に腰をおろし、夕陽を見つめながら一日を偲ぶ。 キャノンボールのサックスが染み入ってくるだろうなあ・・・。
・・・ん? 電源? 無人島の電気? ・・・・・・・そっかあ~(泣)。
ユーチューブ2枚貼ります。 一曲目はアルバムの頭の曲「クラウズ」。夏の終わりって意味分かってもらえると思います。 二曲目はアントニオカルロスジョビン作曲の「コルコヴァード」。ジョアンジルベルトの囁くような歌で有名です。
今日はどっちも聴いてほしいなあ・・・(笑)。