今日のお弁当

海老マッチョ弁当/醤油いろいろ

 

マッチョ弁当の鶏むね肉をゆで海老に替えただけです。 キュウリとマヨネーズで和えています。

次がハンバーグ弁当、その次が牛肉のケチャップ炒め弁当です。

これ、長いことうちのメインの醤油です。 熊本県阿蘇から取り寄せています。 一回、1800mlを6本ずつです。

だし醤油で塩分が少なく、九州特有の甘みがあり、お刺身やお寿司もこの醤油です。 とても美味しいと思います。

そのほかの料理用もすべて九州の醤油です。

私の実家は料理は九州の醤油、かけ醤油は関東のヤマサ醤油を使ってました。 親父が大変な辛口で、白菜の漬物が醤油に浮かぶぐらいドバドバとかけていました(笑)。 ですから私も若い頃は辛口が好みでした。

ところが東京に何年か住んでいた頃、九州の味が懐かしくて、たまに帰省した時「これ、これ、この味!」てな感じで好みががらっと変わってしまったんですね。 こっちに戻ってきてからは、ずっと九州の甘口醤油です。

でも最近、ほんとこの頃、色んな醤油に出会うきっかけがあって、今醤油にはまっています。 マイブームなんです(笑)。

まずは、ミツル醤油。 ある料理屋さんで勘定が終わったあとに「さっき頂いた醤油、どこのお醤油か教えていただけますか?」と尋ねたら、ご主人大変喜ばれて「私もこの醤油に出会えて料理の幅が広がりました。」とのご返事でした。 意外なことにこれも九州のお醤油、しかもとなりの市の糸島市の醸造元さんでした。 醤油の香りが立っていて甘みが少なくキリッとしていたので東の方の醤油だろうと想像したんです。

で、先週のお彼岸参りのついでに醸造元のミツル醬油さんまで足を延ばして買って参りました。 「生成り」と言う醤油。 300ml入り、左がうすくち、右がこいくち。 こいくちのみ無農薬無添加があり、これは醸造元でしか買えないみたいでした。 ラベルも無いし(笑)。

昨日の夕食では鯵のなめろうにかけて頂きました。 素材の味をそのまま損なわず、鯵の臭みも味わえて魚好きにはたまりません(笑)。

同じ醸造元のこれは昔ながらの醤油。 こちらは一転して甘い九州産の中でもかなり甘い方の醤油です。 こちらも旨い! ホッとする味です。

次は頂きもの。 伊勢醤油です。 たぶん再仕込みした醤油でしょう、とろみがあるくらい濃厚です。 伊勢うどんってご存じですか? その味から甘みを引いた味です。 見た目ほど辛くなくまろやかです。 昨日はマグロの山かけにかけて頂きました。

次は能登輪島の谷川醸造さんからお取り寄せで、昨日届いたばかりのものです。 これを知ったきっかけも頂きもの。 お祝いのお返しで頂いたセットものでしたが、私のように「料理が好きです。」とアナウンスしておけば、ちゃんとみなさん醤油やら、油やら、珍しい調味料やら、ありがたいものばかり下さいます(笑)。

右がお醤油、170ml。 これ前述したミツル醤油の「生成り」によく似たお醤油です。 注文の時、谷川醸造さんのホームページを拝見しましたが、こだわりと誠実さで精魂込めてつくられているようです。

左がだし醤油。 驚愕の旨さです。 私に言わせればこの醤油、鯵フライにかけるために生まれてきた醤油と言っても過言ではありません! まあカキフライでもいいと思いますけど(笑)。

私は鯵フライはソース派。 ウスターソースをたっぷりかけて辛子で食べるのが好きでした、この醤油に出会うまでは。

で、昨日のお客さん、まあいつものH君なんですけど(笑)「オレは絶対ソース。」と譲らなかったのですが「まあまあ、だまされたと思って、ちょっとかけてみ。」と言う私に、しぶしぶ端っこにかけて食べたとたん、「いや!お前の言う通りやった。すまん。」とあやまってまで結局、全部この醤油で食べてしまいました(笑)。

で、結論なんですけど、どれが一番旨いとか、甘いのがいいとか悪いとか、ないです。 やっぱりちゃんと仕事したものはちゃんと旨いんですね。

食に応じて醤油も、そのほかのものも色々と試してみるのが面白いし、一番楽しいんじゃないかと思います。

 

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