今日のお弁当

照焼(酢入り)/MJQ

 

夕食っていうか、お酒のアテにいいので、よく鶏の手羽先と手羽元を醤油で甘辛く炊きます。 その時わりとたっぷり酢を使います。 さっぱりはしますが酸っぱくはなりません。

ってことで今日の照り焼きにも酢を入れました。 何で今までいれなかったんだろう?

卵焼きのブツブツはもずくです。 卵4個にもずく1パック、巨大卵焼きになってしまいました(笑)。

The Last Concert(MJQ)

これも名盤中の名盤ですね。 ジャズの巨人が4人集まったカルテット、MJQ。

2枚組のMJQのベスト盤みたいな選曲なんですけど、1曲1曲のクオリティ半端ないです。 凄い高レベルな熱いアドリブ演奏も、譜面を演奏するように、落ち着いて静かでクールです。 4人の会話を聴いているような贅沢感があります。

解散コンサートと名を打ったコンサートだったのですが、その後再結成されます。 そしてMJQは福岡ブルーノートにやってきました。 前にも書きましたがラッキーなことに私も行くことができました。 もう30年近く前のお話です。

その時ちょっと嫌な思い出があって忘れられないです。 MJQがオープニングの1曲を終えて観客も感無量の大きな拍手を送っていた時です。 観客の一人のおっさん、そうおっさんが立ち上がってミルトジャクソンの手真似をして「ちゃんちゃー、ちゃらららららちゃんちゃー」って唄い出したんです。 MJQの最高の持ち曲「朝日のように爽やかに」をです。 それを演れ、と。

その曲、おそらくその日の観客の9割9分は知っています。 知らない1分はおっさんの隣の女性だけだったと思います。 知ってるぞって言いたかったんですかね? MJQもその曲をオープニングに演らなかったってことは、ラストに持ってくるかアンコール曲にとっておくつもりか、だったと思います。 日本人には鉄板の曲ですから。

ところが本当にびっくりしました! MJQの4人は二言三言会話して、その曲を演り出したんです! なんで、そんなに驚いているの?ってことなんですけど、その時初めて「ああこれライブなんだ。」って思ったからです。

MJQが登場して1曲終わっても、まだ夢見心地で現実感がなかったんです。 そのおっさんには想像もできないぐらいビッグな4人ではあるんですが、客に言われて演目をちょっといじって演奏する。 ジャズマンにとっては普通の事なんですね。 淡々とそれを履行するMJQはめっちゃくちゃカッコ良かったです! 「俺、今MJQのライブにいるんだ!」って思ったんです。

じゃあそのおっさんに感謝したのか? するわけないでしょう! その曲が終わって立ち上がって拍手をするおっさんには、その他全員の刺すような視線は届かなかったようです。 みんなの「お前、帰れよ!」の思いは(笑)

その曲貼ります。このアルバムの1曲目でもあります。「Softly, As In a Morning Sunrise(朝日のように爽やかに)」

前回の記事です。 よかったら読んでください。

http://kotabe-tax.jp/2017/08/19/%e3%83%ad%e3%83%bc%e3%82%b9%e3%83%88%e3%83%93%e3%83%bc%e3%83%95%e4%b8%bc/

 

 

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