ピーマンとベーコンをバター、塩コショ―で炒めただけです。
前にも一度書きましたけど、わたしが弁当を作ってもらう立場だったころは一番好きな弁当でした。
Jutta Hipp at the hickory house vol.1(ユタヒップ)
昨晩また、よく行くジャズバーにライブを聴きに行きました。まだ初々しい女性ピアニストとベテランリズムセクションのトリオ。期待以上の演奏でした。
そのことは後に書くとして、このアルバムも女性ピアニストのトリオ演奏です。ドイツからアメリカに来たばかりのユタヒップという若い無名の女性が、ヒッコリーハウスというレストランで、観客のドキモを抜いたライブ録音です。
まず、彼女が今あまり一般に知られていないのはアメリカでの活動期間が短かったことにあると思います。極度の上がり症、人見知りだったそうで、演奏活動は長く続かず、一人で絵を描く道を選んだそうです。アルバムも少ないです。
それでもジャズ好きの中で彼女はかなり有名です。それにはいくつかの理由があると思います。
第一には、やはりセンスの良さですね。当時ジャズは男の物で、中々女性が認められることは難しかったでしょうが、彼女の演奏はなんていうか、沁みてくるんです。乗りやすいというか、調度いいというか、聴きやすいというか。お酒によく合うというか(笑)。
第二にはこのアルバムのVOL.1とVOL.2の2枚とあとズートシムズと演った1枚。この3枚のアルバムがブルーノートレーベルの1500番台に入っている、ということです。女性での1500番台はユタヒップ一人、紅一点です。ブルーノートの1500番台と4000番台と言ってピンとくるなら、その人はなかなかジャズを聴いている人ですよ。ジャケットのタイトルの上の方に「blue note 1515」って、入ってるでしょう?
それと第三にはアルバムのタイトルかな(笑)?邦題が「ヒッコリーハウスのユタヒップ」。ゴロがいいです。なんか言いやすいし、親しみがわく、っていうか・・(笑)。このアルバム、ほんと聴きやすくて大好きで、何度も聴きました。
昨晩のライブのお三人です。
中央がピアノの柳原知恵さん。バップを中心に、バラードも上手い、引き出しは多いです。センスがいいし、アドリブのアイデアもいい。すでに実力は充分です。
左はベースの丹羽肇さん。右はドラムの上村計一郎さん。どちらもベテラン。福岡が誇るミュージシャン、全国でもトップクラスのお二人です。
野球に例えると、地元福岡SBHの内川と柳田がバックについてくれてプレイした、って感じでしょうかね。大安心!
いいライブでした!