今日のお弁当

きゅうりカツ/グルメリポートー8/ソニーロリンズ

 

今年にゲットしたレシピ、きゅうりのカツです。 白い方はエノキと紫蘇のカツです。

飲み会の時は使い捨ての弁当箱に入れてあげます。

もう一つ貼っときます。

これ手がかからない弁当なんですけど、色がバエる(映える)もんで(笑)。

前々回の記事に、この頃は私の日常からすると例外的にグルメづいている、と書きましたが、その流れがまだ続いているようです。

一昨日の金曜日の昼すぎ、このブログにも何回か登場して頂いている「海鮮食堂い志い」の石井さんから電話があって「今晩ヒマね?」と。 「ヒマやないとよ。 8時まで会議。 東浜(箱崎ふ頭の近くです。)で。」 「うちの近くやん。 アラ食べにおいでよ。」とのお誘いが(笑)。 いやいや全然近くないんですけど(笑)。

「アラ」とはこちらの方の呼び方で全国的には「クエ」と呼ばれている、巨大で漁獲量が少ない貴重な魚です。 今年はアラの当たり年。 例年より格安の仕入れ値であることは聞いていて「近いうちに行くね。」と言ってはいたものの今日の今日かよ(笑)?

聞けば8人でアラのコースをご注文の団体さんの、うち2人がドタキャンだそうで、「いいとが入っとうとよ。 来(き)いよ。」と(笑)。

今年、超高級魚のアラが劇的に安いのはなぜだかお分かりになりますか?  もちろん飲食業界全体の冷え込みによる値崩れ、もあるでしょうけど一番の原因は実は九州場所なんです。 毎年九州場所で大勢のお相撲さんが福岡に来ます。 場所前から部屋をはり、本場所まで市内に、その後も九州各地を巡業しますので結構長い期間九州にいらっしゃいます。 お相撲さんていうのは大変な美食家大集団で、全国各地の中でも九州場所でアラやフグを食べるのが一番の楽しみというお相撲さんも多く、ただでさえ高級魚のアラ、フグの値段が高騰していたんですね。

ところが今年の11月場所は福岡ではなく東京両国で行われており、アラやフグの需要が大きく減ったんです。 11月のこの時期、いつもでしたら市内のあちこちで鬢付け油の匂いが漂い、粋なお相撲さんの姿をお見受けできていたのに、本当に残念です。

でもアラは安くなった(笑)! 当然行きました(笑)。足代わりの息子の都合がついたのでよかったです。 お店はやや辺鄙なところにあって、タクシーで往復するより息子に運転させた方が安上がりなんです。 ウーロン茶しか飲みませんし(笑)。

私にとってもアラは今年の初物です。 アラもタカバではなく本アラです。 まずはカシラの炙り。 ほんの少し炙っているだけ。 ポン酢で頂きました。

次は尻尾のほう、尾の身の刺身。 塩で頂きました。 強い筋肉の部分ですから歯ごたえが最高です。

次は鱗のついた皮の揚げ物・・・だと思います。 石井さんが忙しそうだったので聞かずにたべました。 2人前です。

で、刺身です。 肝、胃袋などの内臓もたっぷり。 味の説明いりますか? ・・・できません(笑)。 超絶です! この写真も2人前です。 ひと切れが大きいです。

お寿司を3貫ずつ。 石井さん、板前としてのスタートは寿司職人だったんです。

メインはやっぱり鍋! この量ですよ(笑)。 締めの雑炊までに達することができず、スープをお持ち帰りにしてもらいました。 たぶん友達特権ですね(笑)。

お酒も熱燗で5合、いい感じに酔ってお腹も満腹。 満足満足! 「ご馳走さん! お姉さん、お勘定ね!」

で、持ってきた伝票見て「これ、うちのと違うよ。」と言いましたら「間違いない。」と。  いつもの値段と変わりがないので「んな訳ないよ。 親父呼んで。」

で、石井さんが出てきて「いいとよ。 無理言って出て来てもらっとるし。 いつも世話になっとるし。」  世話した覚えは無いんですけど(笑)ありえない値段でした。 生涯で一番安くアラ料理を頂くことができました。 「親父、ありがとう。」って言うより気の毒くって・・。

WAY OUT WEST(SONNY ROLLINS)

炭酸水お好きですか? 私、大好きなんです。 コーラやサイダーは苦手なんですけど、無味無臭のの炭酸水は大好きで、コンビニでよく買います。

何のことか?って? このアルバム、炭酸水みたいです。 甘ったるくない、わたし好みの、男好みのアルバムなんです。

どういうことかと申しますとこのアルバムはピアノレス、ピアノが無い。 わたし、ジャズの楽器の中で一番好きな楽器と言われればまずピアノが思い浮かぶんですけど、このアルバムを聴くと、ピアノレスもありだなあ、って思います。

歌心あふれるロリンズの卓越した演奏があってのことはもちろんなんですが、ベースのレイブラウン、めちゃくちゃいいです。 このころはすでにオスカーピーターソントリオのメンバーとして確固たる名声を得ていた時期です。

サックスとベースとドラム。 男く~さい、炭酸水のように甘くなくてパンチの効いた素晴らしいアルバムです。

ロリンズは有名な「ヴィレッジバンガードの夜」というアルバムでも、同じ構成で演っています。 その時のドラムはエルビンジョーンズ。 そのアルバムもいいですよ。

今日のアルバムから「カムゴーン」を貼ります。

 

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