まずはカツカレーです。 カレーを冷凍してますから、職場に電子レンジがあることが必須です。
カレー繫がりで豆腐カレーです。 豆腐は水気をしっかり切ってから料理します。
今度はカツ繫がりで、ソースカツ丼です。 ヒレカツはまとめて大量に作っており、常に冷凍庫にあります。 切れたらすぐに作ります(笑)。
Palo Alto/セロニアスモンク
いやあ、待った待った~。 先行予約してから3か月以上経って、やっと今月の頭に送ってきました。 このアルバム、セロニアスモンクのニューアルバムなんです。
もちろん録音は1968年、50年以上も前のことです。 その音源が最近見つかったんです。 邦題では「副題」がついて「パル・アルト ~ザ・ロスト・コンサート」となっています。
このアルバムの発売までの経緯を読んでみました。 当時、公民権運動・黒人解放運動の中心人物であったキング牧師が暗殺されて、アメリカ中が不穏な空気になりました。 黒人対白人のみならず、黒人同士、白人同士もギスギスしていた一触即発の危険な世情の中、ある一人の高校生が発起人となり、彼が住むカリフォルニア州・パロ・アルトに彼の大好きなセロニアスモンクを招致したんです。 「自由」の象徴である「ジャズを聴こうぜ!」「ジャズでみんな繋がろうぜ!」って思いだったのでしょう。
荒唐無稽なアイデアだと言われる中、なんとその呼びかけに応じたモンクは、当時の定番メンバー、チャーリー・ラウズ(ts), ラリー・ゲイルズ(b), ベン・ライリー(ds)を引き連れ、カルテットで高校の体育館で演奏しました。 曲は「Ruby, My Dear 」、「Well, You Needn’t 」「Don’t Blame Me」「Blue Monk」「Epistrophy」「I Love You Sweetheart of All My Dreams」の6曲(すべてモンクの代表曲ですね)が収録されています。 録音したのも、その学校の用務員さんだったそうです(笑)。
その音源が、この招致をした高校生の自宅の屋根裏に保管されたままであったのが、最近発見されて商品化されたわけです。 なんかいい話でしょう? たまんないです。
で、アルバムの出来はどうかというと、数あるモンクのライブ盤の中でも最高の部類じゃないかな、と思います。 モンクの音も伸びやかなんですけど、この日のメンバーみんながみんな、いい感じなんです。 本当に音源が出て来て良かったー、と思います。
ユーチューブは6曲の中から「Don’t Blame Me」を貼ります。 これは1966年デンマークにおけるモンクのソロ演奏です。 モンクが作曲した曲ではないのですが、多くの機会に好んでソロで演奏してました。 このユーチューブ、自宅で飲みながら何回観たか分かりません。 女房から「またこれ観よる。 早よ寝り!」と言われます(笑)。